作物別の育て方

バジルを水耕で育てる

バジルの鉢の準備から育苗、養液容器への移動、わき芽を残した収穫まで。6つの手順をイラストで追います。

内容確認日:

明るい窓辺で育つバジル。容器の断面に、鉢の底から養液へ伸びる根が見える
発芽の適温
20〜25℃種袋でも確かめる
養液容器へ移す合図
鉢底から根が出る根は抜かず、鉢ごと移す
収穫の切る位置
わき芽の上葉を一度に取り尽くさない
まず確認すること

育苗した鉢をそのまま養液容器へ移す方法で始めます。葉には光を当て、養液には光を入れません。収穫はわき芽を残して枝を切ります。土を洗って移す方法とは手順を分けてください。

種袋、育苗資材を入れたペットボトル鉢、鉢を支える養液容器が並んでいる

1育苗する鉢と養液容器を用意する

バジルの種、育苗用の鉢と資材、その鉢を支えられる養液容器を用意します。

  • 鉢の底から根が出て養液に届く形か確かめる
  • 鉢が容器へ落ち込まず安定するか見る
  • 種袋で、種まきの時期と発芽の条件を見る
育苗資材を入れた鉢に、小さな種をまいている。隣の鉢には双葉が出ている

2鉢へ種をまき、芽を育てる

種袋と資材の説明に沿って種をまきます。芽が出たら、葉に光が届く場所で育てます。

  • 発芽するまで、湿り気を確かめる
  • ペットボトル鉢の例では室内で2〜3株を残す(鉢の大きさが違えば設備の指定に合わせる)
容器の断面。バジルの鉢を養液容器へ下ろしている。鉢の底から出た根が養液に届いている

3鉢底から根が出たら、鉢ごと移す

鉢の底から根が出たら、鉢を支えて養液容器へ収めます。根を鉢から抜かず、土を洗い落とすこともしません。

  • 底から出た根を引っ張らない
  • 養液は水耕用の肥料をラベルの量で作る
  • 水位は鉢と容器の説明に合わせる(他の容器の数値を当てはめない)
左は、育成灯の光を受けるバジルの葉。右は、ふたで覆った不透明な容器で、養液が暗く保たれている

4葉には光、養液には光を入れない

葉には光を当て、室内で足りなければ植物育成灯を検討します。養液に光が入ると藻が増えるため、不透明な容器とふたで抑えます。

  • 水位、においや濁り、葉の表と裏を見る
  • 補水、養液の追加、全量交換を分けて記録する
  • ポンプを使う設備は、動作も確かめる
バジルの枝を、葉の付け根のわき芽の上で切っている。わき芽が残り、横の器に切った枝がある

5わき芽を残して収穫する

枝が伸びて葉が育ったら、葉の付け根のわき芽を残す位置で枝を切ります。残したわき芽から次の枝が伸びます。

  • 葉を一度に取り尽くさない
  • 花芽がついたら切る(葉を使う栽培の場合)
  • 日数ではなく、枝と葉とわき芽の育ちで決める
セルトレイから取り出した苗の根を水で洗い、スポンジで支えて植える手順。苗の根は細くむき出しになっている

6別の育苗方法では、土を洗って移す

セルトレイに種をまき、苗の土を洗ってスポンジで支えて植える方法もあります。ここまでの、鉢ごと移す手順とは別の方法です。

  • セルトレイの浅い穴に2〜3粒まき、薄く土をかける
  • 本葉が育ったら間引く
  • 根を傷めない扱いが要る。途中で2つの手順を混ぜない

動画で見る

再生ボタンを押すと、YouTube のプレーヤーを読み込みます。動画の内容は各チャンネルのもので、設備や条件はこのガイドと違う場合があります。

自分の栽培で確かめる

分からない項目は不明のまま、今日見たことと行ったことを分けて残せます。

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